桜辞典その6

永源寺(エイゲンジ) Prunus lannesiana ‘Eigenji’
 花は大輪、八重咲きで白色。開花期は4月中旬。
滋賀県の永源寺境内にあった桜で、大輪の白い花を咲かせる八重桜です。


大山桜(オオヤマザクラ)  Prunus sargentii
 花は中輪、一重咲きで淡紅〜紅色。開花期は4月中旬。
主に関東以北に多く自生している桜で、山桜にくらべ花や葉が大きいことからこの名がつけられ、花色の濃いことや北海道に多いので紅山桜、蝦夷山桜とも呼ばれます。


苔清水(コケシミズ) Prunus lannesiana ‘Kokeshimidsu’
 花は中輪、一重咲きで淡紫紅色。開花期は4月中旬。
一重咲きの里桜で、花色が紫味を帯びた淡紫紅色のため独特の美しさをもつ桜です。


御座の間匂(ゴザノマニオイ) Prunus lannesiana ‘Gozanomanioi’
 花は大輪、八重咲きで白色。開花期は4月中旬。
花の香りが強い匂い桜の一つで、江戸時代から栽培されていたものと推定されます。

 

白雪(シラユキ) Prunus lannesiana ‘Shirayuki’
 花は大輪、一重咲きで白色。開花期は4月中旬。
昔、サトザクラの名所として知られた荒川堤にあった桜で花着きがよく全体が花で覆われ美しい桜です。


白妙(シロタエ) Prunus lannesiana ‘Shirotae’
 花は極大輪、八重咲きで白色。開花期は4月中旬。
白花の八重桜では代表的な桜で、樹勢が強く大木となります。


朱雀(シュジャク) Prunus lannesiana ‘Shujaku’
 花は大輪、半八重咲きで淡紫紅色。開花期は4月中旬。
昔、京都の朱雀にあったのでこの名がつけられたといわれる桜で、朱雀(スザク)とも呼ばれます。


千里香(センリコウ) Prunus lannesiana ‘Senriko’
 花は大輪、一重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
花に芳香があることが品種名の由来となった桜です。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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